コンプレックスなんて一つもない!なんて言っている人を私は見た事がありません。悩んでないように見える人でも悩んでいるものなんですよね。
「誰もが1つは抱えているコンプレックスとその付き合い方」という方にお話を聞いてみました。
他人からしたら全然悩みと思えない
誰もが何らかの身体のコンプレックスを抱えているものです。そして、その人にとっていかに重要なコンプレックスだとしても、他人からしたら全く理解できないというケースも多々あります。
そんなコンプレックス、実は、他の人は気付いてさえいなかったりするのだろうなあと分かってはいても、やはり自として許せないものなのです。私のコンプレックスは、O脚です。
根本的な解決ができない
小学生のころから膝の間が開いていることを気にしてきました。家にいる時は、膝を付けるようにしばってみたこともあります。もちろん、たまにそんなことをやってみても根本的な解決にはなりません。
脚の形というのは遺伝もありますが、毎日の習慣が大きく影響していることです。立ち方、座り方、歩き方と、日々のクセの積み重ねこそがO脚を改善したり、ひどくしたりするのです。
そのクセをいかに直せるかが問題なのですが、クセというからには無意識にしてしまうことも多いので直すといっても容易ではありません。
関節の形を考えてフィットするものを選ぶ
関節の形に沿って動きの傾向があるものですし、筋肉はそれにともなって付いていることを考えると、矯正というものにはかなりの覚悟が必要であることが分かります。
気付くたびに立ち方や座り方に注意することを日常心掛けるとともに、出来るだけ目立たないようにするというのも対処のポイントと考えています。
スカートは出来るだけはかないようにし、パンツを愛用するようにしています。パンツを選ぶときは、どんな場合でも必ず試着をし、パンツのカッテッィングやフィットを全方向から確かめます。
デザインを吟味したパンツをはけばO脚はカバーできる
パンツの裾の長さによっても目立ちようが変わりますので、パンツの長さも細かくチェックします。実際のところ、デザインを吟味したパンツをはくことで、O脚はかなりカバー出来ます。
普段も歩き方や立ち方を工夫することで目立たなくすることは出来ます。ただ、どうしてもカバーしきれないのはやはり、正式の場などで両足を揃えて立たなければならない場面です。
両足がぴったりとくっついた脚に憧れる
この時ばかりは自分のコンプレックスを公にさらけ出すほかになく、短い時間だけとはいえ、毎回辛い思いをします。やはり、立った時に両足がぴったりとくっついた脚は美しいものですから。
ただ、身体のコンプレックスというのは全身のバランスを考えなければいけないと思います。
コンプレックスをチャームポイントに変える
つまり、いくらO脚だからといって脚の形だけにフォーカスするのではなく、脚の長さ・身体全体とのバランス、脚の太さや細さも考慮に入れた上で、コンプレックスを気にするべき度合いを判断する必要があるということです。
自分のコンプレックスを消すということはもちろんできませんが、出来るだけ客観的な目で見て、どれほどそのコンプレックスを重視すべきなのかを確実に把握するということが大事です。
でなければ、見当違いのコンプレックスに生涯惑わされかねません。その対応として、コンプレックスをチャームポイントに変えるという考え方はとても理に適った前向きなものです。
そのように変換出来る余地がないかを考えるのは意味のあることだと思います。