目が一重という事で悩んでいる人は随分多いんですよね。同じように奥二重で悩んでいる人も実は多いんです。
「物心がついた頃から奥二重の目が大嫌いだった。」という方にお話を聞いてみました。
物心ついた頃から奥二重の目が大嫌い
私は物心ついた時から自分の目が嫌いです。一重ではなく奥二重なのですが、形などもすべて気に入らないです。とにかくいつも二重瞼にあこがれて生きてきました。
私がここまで目に執着心があるのはきっと親のせいです。遺伝だとかそういう問題ではなくそれを言われるのが本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。学校へ行っても皆二重が綺麗でうらやましかったです。何度整形したいと思ったことか。
整形するのはとても抵抗があった
でも整形はどうしても抵抗がありました。なぜなら整形しても将来生まれてくる子供は整形前の顔だからです。もし子供が親に顔が似ていなかったら悲しいですよね。私もそういうのは嫌です。生まれてきた運命です。もうこの目は仕方ないと受け入れるしかありません。なので外へ行くときは必ず二重にするテープを使用しています。これなら化粧の一環としてみなされるので罪悪感などはありません。
アイプチで目を二重にしていた
私は中学校の時から二重にするのをはじめていて、最初はテープじゃなくてアイプチというノリで二重にしていました。当時はまだ二重グッズが販売されていなかったのでアイプチしかありませんでした。
今思えばばればれなつっぱった二重なのに良く堂々とできたなと思いますが。でも二重にしないと生きてはいけません。家では大丈夫ですが外ではすっぴんは絶対に見せられません。
きっと二重にしなくても変じゃないと言ってくれる人はいると思います。ですが自分の中で絶対に人に見られたくないという気持ちが大きくなっています。
目は人間にとって、とても重要なパーツ
親に言われてきたように周りの人にもそう思われているのではないかという不安が常に付きまとってくるのです。
コンプレックスは誰にでもあると思います。ですが誰もが人と話すとき一番に見るであろう目がコンプレックスだなんて本当に嫌です。
私はいつまで二重のメイクをしなければいけないのでしょうか。このままおばあちゃんになるまでこのままでしょうか。それともいつかこのコンプレクスが一体なんだったのかと思えるくらいに気にならなくなる日がくるのでしょうか。私にはわかりません。不安と闘う日々を送っています。
毎日毎日目の事を考えてしまう
もう仕方ないとあきらめたとは言っても毎日こんな風に思うってことはまだ諦めていない気持ちがあるからでしょう。
全部が全部親のせいにはしたくないけど、そうやって言われてこなければ自分も自信はあったと思います。確かに目はくっきり二重でなく残念なのはわかるけど実の子に何度も言わなくていいのでは。
生まれてきたものは仕方ないのにどうすればよかったのか。それなら生まれてすぐ二重になるように何か施してくれればよかったのにと悲しい気持ちでいっぱいになります。
いつか思い切って整形をしてしまうかもしれない
いつか整形を思い切ってしてしまう日が来るかもしれません。そのほうが自分にとってもプラスがいっぱいならばやっても後悔はないですよね。
いつまでこのコンプレックスと付き合っていけるか、今の私にはまだわかりません。いつか消えてなくなることを夢見て今日も生きています。
