恋愛結婚レシピ

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家族と平穏に生活できている今、わたしは幸せ


幸せ?

結婚をして幸せという人と結婚は墓場だなんていう人がいます。結婚をしてあなたは今、幸せですか?
今回は「家族と平穏に生活できている今、わたしは幸せ」というタイトルでインタービューに答えて頂きました。

わたしの家族と現在の生活について

私は33歳、女性、専業主婦です。
7年前に旦那と結婚し、子供を二人授かりました。
旦那は毎月十分家族が生活できるくらいのお給料を稼いでくれるサラリーマン、上の子供は幼稚園に通っています。
私はというと、下の子がまだ1歳になったばかりですので、子供の世話をしていて再就職はしていません。
日々育児や家事に追われ、たまには夫婦で喧嘩もしたりするけれど、今の生活はとても幸せだと感じます。
温かいご飯、温かい布団、そして子供たちの笑顔、家族を支えてくれている旦那の存在。
家族が平穏に生活できていられることこそが本当に幸せだと感じています。

海外で目の当たりにした現地のひとの生活

実は私、1年間だけフィリピンに留学経験がありました。
私が大学生だったころのこと、当時フィリピンはどこの地域も日本のようにインフラが整備されているわけではなかったですし、インフラの整備がされていない場所は所謂「スラム街」の状態になっていて、その地域の人たちは、明日を生きていくことに必死になっている状況でした。
もちろん、彼らは一年後なんていう近い将来すら考えてなんていません。
その日その日を生きることで精いっぱいのようでした。
留学を通してそういった人たちの生活ぶりを目の当たりにし、今ある私の生活と照らし合わせてしまうのです。
そう考えると、いかに自分の生活が平穏で、明日もこの平穏な生活が続くことを当たり前だと思って生活できているかを実感できます。

わたし達の生活は他の国と比べれば恵まれている

子供が今小さいですが、これから小学校、中学校と進学していけば、お金もかかるようになっていきますから、将来のお金の不安も色々とあります。
が、逆に言えば未来に対する不安というものを考えられること自体、幸せだからこそなんだろうなと思うことがあります。
先述のフィリピンの話もそうですが、お金がなくて明日の生活すら苦しいような家庭であれば、子供の進学なんて考えられないでしょう。
明日の自分たちの食事ですら、あるかないかを考えなければならないような家庭は、世界を見れば五万といるわけです。
そんな中で私の送る今の生活は、明日はどんな献立にしようか、子供にはどんな服を着せて幼稚園に行かせようか、旦那は明日帰り遅いのだろうか、明日のテレビは何を観ようか等、明日のことを考えるにしても、普段の生活の基盤が成り立っているからこそ考えられることばかりです。
そう考えていくと、いかにこの平穏な生活が幸せなのかということを身にしみて感じることができるのです。

幸せとは!?わたしは平穏でいられる生活こそが幸せ

私が思うに、「幸せ」を感じることは大抵、自分自身の生活だけを見て考えると、感じ難いと思います。
自分自身の生活と、他人の生活を比較して初めて、自分が幸せであると感じられるのではないでしょうか?
皮肉なことに、この幸せという漢字の成り立ち自体も、一説によれば刑罰の道具だったとのこと。
生い立ちからも分かるように、とっても辛いものだからこそ、そのどん底の辛さと「比較」したものとして幸せという概念が生まれたのではないでしょうか。
普段の生活はそれだけを見れば平凡なものかもしれません。
ですが、この生活を送れていることは、他の家庭と比較したとき、「平穏でいられる幸せ」を感じられるのです。
ですから、私は平穏な生活こそが幸せと感じるのです。