結婚をして幸せという人と結婚は墓場だなんていう人がいます。結婚をしてあなたは今、幸せですか?
今回は「国際結婚。異国での生活は大変だが結婚してよかった」というタイトルでインタービューに答えて頂きました。
できちゃった結婚で結婚式も何もしなかったが幸せ
30代女性、専業主婦です。
家族への連絡もそこそこに突然結婚してから3年たとうとしています。できちゃった結婚で、結婚式も何もなく、とりあえず籍を入れるだけの結婚でした。
今までに、旦那とケンカもよくしましたし、いまでもケンカをすることがあります。それでも、結婚して後悔したことは一度もありません。
ですが、結婚して幸せだと思えるかどうかは自分次第だと思います。
国際結婚の大変さ。言葉がわからない異国での生活
普通に私の結婚生活を語ってしまえば、何て可愛そうな、と言う人もいるかもしれません。
国際結婚なので、旦那の国で生活し始めました。ですが、結婚した当初はこの国の言語が全くわからずイライラすることもありました。
言語がわからないまま、出産子育てがはじまり決して簡単な生活ではありませんでした。
今までの私であれば、よほどのことでない限り誰かを頼って生活するなんてことはほとんどなかったんです。
頼ることで人間関係がよくなるという新たな発見
ですが、この国にきてからは頼りっぱなしです。特に、言語の面では大変で、しかも子どもを定期健診に連れて行かなければならないんです。旦那は仕事をしていれば簡単に休むこともできず、通訳ができる知り合いにお願いして何度も助けてもらいました。
どの人も快く通訳を引き受けてくれて本当に助かりました。それでも、今まで誰かに頼るということをあまりしてこなかった私にとってどこか違和感のある状態でした。
しばらく人に頼っていると、頼り切りはいけないのですが、頼ることで人との関係が良くなることにも気づきました。これは私にとっては新たな発見でした。
いい人たちに出会えたという喜び
旦那は、私とともに海外から帰国した形になっているので、仕事の経歴にはブランクがありました。なので、仕事を見つけるのが難しく、収入に不安もありました。
それでも、幸運にも家は旦那の持ち家でしたし生活に困るほど家計が苦しくなるということもありませんでした。
私も旦那もお互い貯金はありましたし、旦那が仕事を見つけるまでの間、親戚がちょこちょこ旦那に仕事をくれていたんです。
ここまでくると、旦那の今までの人とのつき合い方がよかったのだなぁ、と思う一方で、本当にいい人たちと出会えたんだなぁ、という喜びがありました。
人を頼ってきたが、これからは私達が恩返しをしていく時
私の状況を語れば、旦那の国に言葉もわからず住み始め、収入もない状態でいつも誰かを頼らなければならない、という状況になります。
それでも、こんな状況だったからこそ出会うことができた人たちは大勢いました。また、人を頼るということはいいことだということも学びました。
楽しいことばかりではありませんが、楽しいことばかりの人生を送っている人なんていないはずです。
今では旦那もきちんとした仕事を見つけ働いています。これからは私達を助けてくれた人たちに恩返しをしていく時だと思っています。