結婚を意識する時に、自分が納得のいく成長ができているか?相手は納得できる相手なのかどうか見極めるのはとても大変な事です。
今回は「結婚のベストタイミングは自分自身の成長に納得したとき」というタイトルでインタビューに答えて頂きました。
結婚は遅かったがベストタイミングで結婚したと思う
私は48歳女性、20年近く商品プロデュース業をしています。
仕事に熱中していた期間が長く、結婚も巷よりはかなり遅かったのですが、それなりのよいベストタイミングで結婚しました。
どのような事かと言うと…。
結婚すると、現実的に、自分だけの為の時間を送ることができなくなってきます。
これは決してネガティブな意味ではなくて、ポジティブな意味です。
結婚は家庭・家族という大事な物が増える
もっと厳密に言うと、結婚すると、自分自身ともう一つ、家庭・家族という一番大事な物が増えるのですから、自分自身だけの為に、自分の時間を使う事は少なくなってくるのものなのです。
だからこそ、結婚する前に、自分自身のことをめいっぱい、満足させておくべきと思うのです。
その自分自身の満足が…、たとえそれが100%の満足が必要なのではなくて、「自分自身に納得」していることこそが重要です。
納得して、自分自身に折り合いをつけていたら、次のステージを選んで良いということなのです。
要するに、結婚という新たなステージへ進んでよいという、タイミングだと思うのです。
自分の満足ではなく自分自身が納得いっていることが重要
どうしてかと言いますと、人生というものは、順序を入れ替えることはできませんよね。
現在の自分が満足していないと、後から後悔してもやり直すことは難しいし、やりたいことが心残りとなっていても、それにすぐに取り掛かる時間や余裕はないことが多いのです。
それが、自分自身で納得がいっていれば良いのです。
例えば、長期留学をしたいと思っていても、夫を残して別居状態にならない限り、結婚を機になかなかそれは実現できなくなってきますよね。
でも、自分自身で納得し、折り合いがついていたら、「まあ、日本に居ても、語学ば勉強できるし、夏休みなどで5日間なら外国へ行けるし。」と、留学の憧れを他の形で解消できる自分が確認できるなら、それは結婚生活でも他にもどんどん楽しいことを見つけていけるでしょう。
それこそが、結婚するのにベストなタイミングと言えるでしょう。
結婚後の後悔を何かのせいにしてしまう可能性
自分自身に納得しておらず、折り合いをつけていない状態で結婚すると…どのような事が待ち受けているでしょうか…。
もちろん、それでも結婚生活が長く、順調に進んでいく可能性もたくさんあります。
でも問題が起きた時こそが、問題なのです。
家族がどんどん増え、自分の時間はすべて家族の為に費やしている自分をかえりみた時、夫との不仲、更年期障害にさしかかり…と、結婚生活にはさまざまな問題が起こってくるものです。
そんな時に、いったん嫌になってしまうと、どんどん後悔の念や、やるせない焦燥感や…しまいにはうつ状態になってしまったりする可能性もあるのです。
そうゆう状況に陥ると、自分がうまくいかないことを、きっとすべて他人のせいにしてしまったり、自分の選んだ結婚やその時期が失敗だったのでは…と、後悔をし始めるでしょう。
もし、すぐ結婚しないで、あの時一番やりたかった長期留学をしていたら、もっと世界が広がり、違う人と出会って後に結婚し、その上で習得した語学で高給の仕事に就けていたかもしれない、そうすればこんな所帯じみた不満でうつ状態になっていなかったかも…と、妄想にも似た後悔はどんどん自分を悩ませるでしょう。
原因はすべて自分にあるのに、すべて他の何かのせいにするしかなくなってしまうのです。
結婚のタイミングには完璧というタイミングはない
結婚のベストタイミングは、自分自身の成長に納得し、折り合いをつけて決心し、新たな路を自分の責任で選ぶことです。
だからといって、もちろん、それが完璧な路のわけはないのです。
それを乗り越えるためにも、自分が進んできた経験はめいっぱい頑張って、自分自身を認めて、折り合いをつけて、勢いをつけて、次へ進むことなのです。
結婚自体がそのためのとても良いタイミングなのですね。
素晴らしいお相手と出会ったら、その自分をも認めて、折り合いをつける結婚のベストタイミングと自分自身が決めることですね。