世間では結婚というのは人生の墓場だなんて言われています。
口に出しては言わないけど、結婚をして失敗だった!と思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は「自由に使えるお金が一円もない状況に耐えられそうにない」というタイトルでインタービューに答えて頂きました。
お金にルーズな彼女が結婚して妻になると・・・
お金にルーズな素振りを見せていた女性は、私の妻になった途端に豹変しました。
世の中のお父さんの半数以上が与えられているであろう小遣いを、結婚生活中にもらったことがありません。
花屋の男性販売員で24歳の私としては、多少なりとも自由に使えるお金が欲しいのです。
そのことをハッキリと言ってみても、婚約中に交わした約束を思い出すように言われます。
すると、私は何も言えなくなります。
自分で稼いだお金なのに自由に使えなくなった点は、結婚して最も失敗したと思うことです。
妻は結婚前は浪費癖があり金遣いが荒かったはずが・・・
同い年の私の妻とは、二年ほど同棲していた時期があります。
ボロアパート暮らしでしたが、毎日が楽しかったです。
当時の妻は、浪費癖を友人から指摘されがちだった私から見ても金遣いの荒さが酷いものでした。
テレビコマーシャルで素敵な洋服が宣伝されていれば、すぐさまパソコンを立ち上げて通販サイトへアクセスします。
その数日後には、テレビで見たものと同様の洋服が配達されていました。
そのため、いつも私たちの生活の基盤となる銀行口座の残高はゼロに近かったです。
ところが、私のプロポーズが成功した頃から彼女の異常なまでの倹約ぶりを目の当たりにするようになります。
将来はマイホームを建てて子どもは大学院へ!
将来的にはマイホームを建てて、なおかつ子どもには大学院へ進んでもらいたいという夢を二人で共有しました。
私にとっては努力目標に過ぎませんでしたが、彼女からしてみれば一世一代の大イベントであるかのような受け止め方をしたようです。
結婚式は挙げずに、婚姻届を提出するのみという徹底ぶりでした。
世間一般では新婦が買い求める結婚式場の雑誌を私が書店で購入して、自宅でこれ見よがしに音読していたこともあります。
稚拙な作戦が通用することはありませんでした。
小遣いはゼロ!交際費は一切出さない!これが私の生活・・・
結婚してからは妻が財布の紐を握るようになり、私は小遣い制にシフトするとばかり思っていました。
ところが、出勤前には大容量の水筒と弁当箱を持たされます。
小遣いは一銭もありません。
交際費は一切出さないと言われてしまい、挙句の果てには私の携帯電話にまで目をつけられました。
毎月の携帯利用料は、およそ千円です。
無駄な機能を可能な限り省いた結果、このような激安料金に落ち着きました。
私名義の生命保険にはお金を惜まない妻・・・
その一方、妻は私名義の生命保険にはお金を惜しみません。
全ては将来のためとは言え、人は強すぎる目的意識があると変貌を遂げてしまうということが痛いほどよくわかりました。
離婚するつもりはありませんが、せめて小遣い制を検討してほしいものです。