恋愛結婚レシピ

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結婚当初の数年間は主人からモラハラを受けていました


結婚をして失敗

世間では結婚というのは人生の墓場だなんて言われています。
口に出しては言わないけど、結婚をして失敗だった!と思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は「結婚当初の数年間は主人からモラハラを受けていました」というタイトルでインタービューに答えて頂きました。

遠距離恋愛だったのでライフプランを考えずに結婚した私

結婚してほぼ10年になる、35歳の女性です。主婦業の傍ら、Webライターの仕事もしています。
3歳上の主人とは、大恋愛(自称)の末に結ばれて結婚しました。その頃の私はまだ20代半ば、具体的なライフプランなどは全く考えていませんでした。
主人とは遠距離恋愛だったので、「彼と一緒にいたい!」という一途なその思いのみで、結婚に持っていったのです。
最初に強烈なアプローチをしてきたのは主人でしたが、結婚という作業については私の方がこだわっていました。
「二人の間に大きな距離があったとして、それを乗り越えるためには『奥さん』という正式な肩書があった方が絶対にいいはずだ」とも考えていました。
実家の両親は行け行け押せ押せ、の勢いで大プッシュ。その追い風もあり、私たちは結婚に踏み切ったのでした。

結婚してみえてきた彼のネガティブな部分

ところが、いざ結婚式その他を終えて一緒に住み始めると、彼のネガティブな部分ばかりがどんどんと見えるようになります。
結婚前も同棲はしていたので、大丈夫だと思ってはいたのですが、やはり「夫婦」と言うステータスは生活にも影響を及ぼすようです。
例えば、税金関連のお便りを読んで溜息。「あーあ、今年はこんだけ所得税を払わなくちゃいけない。結婚式の時に、こっちに来たお前の家族や親類なんかのかかりもずいぶん僕が出したし、本当にお金が全然ないよ。しばらくは何も買うなよ」という風に、お金に対しての価値観がなんだかしみったれている、せせこましい…と思えてきたのです。

主人は両親にプライドを張るために身銭を切っていた!

それと言うのも、私の両親は質素一点張りの生活ですが「お金は出す時に出すもの!」と考えており、結婚式に関してかかった金額も、それまでに積み立ててきたお金を景気よく使っただけなのです。
一方主人は、そうしてやってきた両親らにただのプライドを張りたい気持ちから、ホテルや送迎・高級レストランでの食事代などを払っていました。
両親はこっちで持つから、と大きく構えていたのですが、結果として主人が痛い身銭を切った形になったのです。

主人になじられ、結婚を後悔する日々・・・

それ以降も、私を「両親に甘やかされて育ったもの知らず」と事あるごとになじりました。
私としては、目の前にあることを自分の精一杯の努力でこなしていたつもりだったのですが、「どうしてお前はもっと金を稼がないんだ。文句があるなら、一人前に稼いでから言え。」要するに、彼自身も完璧主義者だった、という事です。
私にもっと多くのことを期待していたのですが、実際はそうではなかったとわかり、そのギャップへのショックをこういった、モラルハラスメント発言で埋めていたのでしょう。
悪気はなかったのだと思いますが、「何で結婚しちゃったんだろう…」と後悔することがよくありました。