恋愛結婚レシピ

恋愛結婚レシピ

恋愛と結婚は違うものと気付かなかったの若気の至り


結婚をして失敗

世間では結婚というのは人生の墓場だなんて言われています。
口に出しては言わないけど、結婚をして失敗だった!と思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は「恋愛と結婚は違うものと気付かなかったの若気の至り」というタイトルでインタービューに答えて頂きました。

これ以上の恋愛は生涯する事がないと思い結婚したが・・・

私は、68歳女性で仕事はフリーライターです。
私は、自分の結婚が間違っていたとは、つい最近まで思いませんでした。
それは、夫のせいでもないし、私のせいでもないのだと思います。
夫とは、一時間でも離れられなくて、親が結婚以外に親が認めてくれなかったため、まだ大学生だった夫のアパートに転がり込んだのが結婚のキッカケでした。
この時、私はこれ以上の恋愛は生涯する事がないと思い、夫と一緒になりました。
その時は、恋愛と結婚は、違うものだなんて露ほども思っていませんでした。

若い時は恋の延長上が結婚と思っていたが・・・

恋愛は、自分にないものに憧れて陥ってしまうものです。
灼熱の恋の延長上に結婚があると、私は、若い時はずっと思っていました。
私とは身一つで、結婚式もあげない結婚を、私は、純度の高いものとして自負し評価していたつもりでした。
私は夫にずっと恋していたし、必要不可欠な人だと信じてきました。
しかし、その考えは、若干、修正が必要だとこの頃、つくづく感じていることに気付かされます。

年を取ると自分本来の性格が出てきてしまう・・・

というのも年齢を重ね、金銭感覚や現実処理対応が違うと、こんなに辛いものかと実感しています。
年を取ると、自分本来の本質的性格が露骨に出てきて、性格が対立する相手を疎ましくさえ思う自分がいたりすることは驚きでした。
性格を合わせていくこと事態にも、消耗感しかなくなってしまうのです。
あんなに焦がれていた恋愛・結婚だったはずなのに、何でこんな安らがない人と結婚してしまったのだろうと思う自分に驚きます。

自分にないものを夫に求め、そこに憧れていたが・・・

それは夫と私と趣味も、行動パターンも全く合わないことから生じています。
といいますのも、夫は行動的で、その行動の早さは考え=行動というくらいで、その速さに辟易する位です。
私が口にする瞬間に、すべてが実現している程の早さなのです。
そのことは、非常に男性度の高い性格ですし、不精の私には助かっていました。
金銭感覚も私は慎重ですが、夫は、目の前にお金があれば使ってしまうというタイプで、なくなったら明日かんがえようという途方もない金銭感覚なのです。
そんな金銭感覚は、私を息苦しくし絶望感にすら追い込みました。
でも、若い時は、そうした風来坊の夫は、私の憧れだったのです。
だから私は、自分にないものを夫に求めました。

星座占いで調べた私と相性のいい星座

ところが、私は乙女座に星が集中しているらしく、年降るごとにそうした性格に固まっていきました。
おとめ座のエレメントは地の星座だとかで、牡牛座、山羊座も地のエリメントに分類されるそうです。
この3星座の性格は、概ね現実的で堅実と言えるそうで、同じエリメントに属する地の星座の相性はいいと言われているとのこと。
常識を備え、真面目なで間違ったことが大嫌いで、厳しい規律のようなものを自分に持っているそうなのです。
当たっているかもしれません。
でも、こうしたタイプの男性は、私の好きでないタイプなのです。
それでも、私の相性というか結婚相手としては慎重で堅実な現実運営という視点では、そういう人が合っているのかもしれません。

夫は、はなから結婚むきではなかった!?

一方、夫は双子座、さそり座で現実から浮き上がっていて、品行方正でなく風に漂っていくようなタイプ。
はなから結婚むきではありませんでした。
しかし、そのエキセントリックなつかみどころのない性格は魅力的だったのです。
ただ、次第に、そういう夫の浮世離れした性格に疲れてきてしまったようでした。
金銭感覚然り、行動パターン然り、無鉄砲で無謀なところ然り…今では、私の結婚相性は、飛ばずに慎重な人がよかったのだと再認識したわけですが、生活安定のためにそういう人を好きにならないのだから、やはり、私の結婚は、夫で我慢するしかないのだと諦めています。

夫の行動力に巻き込まれない方法を考えた結果

近頃では、夫の行動力に巻き込まれない方法論を見つけました。
それは、できるだけ顔を合わせず、勝手なことをすることです。
食事も一緒に摂らず、私はパソコンの前に座って、集中したい仕事をして家事もしません。
自分のことは自分でしてくれと無視していたら、夫は家事もし始めてくれ、食事も作ってくれるようになりました。
ここまできて離婚する元気もなく、また本質的にも嫌いではなく、ただ暮らしへの接し方が違っているという場合は、暮し方を工夫をするしかないのだという思いに至りました。

妻は夫に対して本音で生きた方がいい

妻が夫に対して不満があると、暴発する可能性があります。
そうした家庭内の事件もありました。
売り言葉に買い言葉で、どうしようもなく事態にならないとも限りません。
我が家も年中ケンカをしていましたが、同じことを繰り返していても芸がありません。
もうある程度の年齢になったら、好きなよう生きて、好きなように暮さないと暴発してロクな結果にならないと思います。
そういう意味で、私は、妻は夫に対して、もう少しわがままを通して、本音で生きた方がいいのではないかと思っています。
その方が、お互い心の平安につながると思うこの頃です。